ON&OFFが身体に染みつき、ナチュラルなグルーブ感が身についたら次は
カットリズムを身につけましょう!
ロッキング・ビバップ等で重要なファクターは身体の切れです。この”切れ”を表現するためには、通常の8カウントダンスを踊っていたのでは身につきません。
1小節の中には様々な音が存在します、8カウントはショーなどで振付をし易くするだけの物で、あくまでも音楽の骨格であり本来ファンクダンスのノリとは全く関係無いと言っても過言ではありません!
まずは、音楽を4カウントづつに割、4カウント内ではカウントだエンカウントだと言う概念を全て取り払い、ドラム音・ベース音・声・様々な音をナチュラルに感じます。
1・2・3・4や1・2・エン・3・エン・4じゃダメなんです!
ズン・チャン・ズズズゥ・チャン ズズズゥ・チャン・チャンズズズゥ・チャンこんな感じです。すると段々カットリズムが聞こえて来ます。
ズン・バ〜ン・・・・ズバッババ〜ン ウッハ・ハハハッ!
何の事やらサッパリ解らないかも知れませんがそうゆうことなんです。
一言でいって身体の”切れ”です、身体の切れの中でも最も重要なのは腰の切れだと思います
マイケル・ジャネット・JB一流のダンサー&ショーマンは必ず腰に切れがあります。
これはダンスに関わらずスポーツ武道等でも言える事です、空手でパワーのある突きは腕力だけ
では到底出せません。ロッキングのポイントもこれとほぼ同じです、腰の切れがあるポイントは
手を真直ぐ伸ばしても伸ばさなくてもシャープに見えます!
腰のカットは、前後左右斜めと様々な方向に使います。強い切れを出すためにはそれだけ
”タメ”が必要になります。高くジャンプするにはそれだけ小さくしゃがまなければ成りません
それと同じ理由で撓めが大きければそれだけ強い切れを出せる訳です。
タメとは、腰の後ろ切りの場合でゆっくり胸を縦上回転アップ側・腰を下回転ダウン側に同時に
回して行くと一番辛いところがあるはずですそこの部分がタメになります、そしてそのタメを開放
した時切れがでます、これをファンクグルーブメソッドではフロントカット(腰の前切り)言います。
基本的にカット(切れ味)は脱力(OFF)が基本に成ります脱力があって始めてカット(ON)が映える訳です。
カット次回へ・・・・・・
|